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今回ご紹介するのは兵庫県は姫路市の株式会社 本田商店さんが造る日本酒ブランド"龍力の特別純米酒"誠龍"の"生もと仕込み"です。 これも炎天下の姫路城攻略時、お土産屋さんで買ったもの。 でもこれは事前に調べ買うつもりだったので、ヘロヘロでも迷いませんでした。 どこの酒蔵さんでも色々拘っておられますがこちらの株式会社 本田商店さんの拘りは、例えば「山田錦」は地元兵庫県が最大の生産地なので、ならばと最高品質の「山田錦」が収穫される"特A地区"産の「山田錦」を使用している事。 私達庶民は"A5ランク"の牛肉の如く"特A地区"と聞くだけで、何か"ビビッて"しまいますな(え、私だけ?)。 でもその拘ったお米を、昔ながらの醸し方"生もと仕込み"で仕込んだだけあって、その美味しさはやっぱり違いました。 と云う事で特別純米酒"誠龍"の"生もと仕込み"、一口飲むとふわっと良い香りと共に、ほんのりとした酸味ながらまろやかな味は、やっぱりと云うか"生もと仕込み"独特の味。 それにしても何とも"まとまり"のある味ですな("生もと仕込み"の味の表現が今一つ上手く出来ない)。 キレがあるのかと思わせる程にスッキリ感のあるお酒ですが、僅かな後口のコクが「山田錦」と判ります。 そんなワインの様な味の(と云うよりこの味はむしろワインを越えた?)上品なお酒ですから、勿論食中酒にもぴったり、でも特別純米酒ですよ、コレ。 因みにこの特別純米酒"誠龍"の"生もと仕込み"、株式会社 本田商店さんのキャッチ・コピーでは「山田錦の旨みをしっかりとした酸が包み込むボディーのある特別純米酒」とありました。 成る程、上手い表現だと感心しつつ、私の味覚は間違ってなかったとホッと致しました。 この特別純米酒"誠龍"、生もと仕込みなので燗酒がよろしいとあるのですが、私は"冷や"〜"常温"で頂いております。 これはなるべく色んなお酒をニュートラルな状態で飲み比べしたいから、と云うより下手に"お燗"をすると味が大きく変わって美味しくなくなってしまうのが怖いからと云うのが、小心者の私の本音でした。 使用カメラiPhone6s、2016.10.31、aiちゃん撮影。 |
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